キャビティ減衰位相シフト法モニターシリーズ

概 要

近年、急速の進歩を遂げた吸収分光法の一つであるキャビティリングダウン分光法と同様、長光路キャビティを使用しますが、より簡便に高感度を狙ったもので、リングダウンタイムを 計測する換りに方形波に変調した光のキャビティからの出力光の位相シフト(波形の歪み)を測定して、位相の余接と比例関係の成立する濃度を1秒のリアルタイムに計測します。 本製品シリーズはAerodyne Research, Inc.の基本技術を基にライセンス製造するものです。基本的には吸収分光で測定可能な微量ガスは全て測定対象となり、またエアロゾルの計測にも使用されます。 適用対象は大気観測、自動車排ガス測定、焼却炉排ガス測定などとなります。培った微弱信号処理技術は今後、蛍光法にも応用します。

◆ 特 長

● 簡便でコンパクトな装置で、最高レベルの感度が得られます。
● キャビティ減衰位相シフト法二酸化窒素モニターCAPS-NO2の場合で15 ppt(1分積算)の検出限界です。
● ヘテロダイン検波を用いた微弱信号処理技術に独自性があります。
● 1秒または10秒のデータ処理で、応答速度は1秒が可能です。


製 品

キャビティ減衰位相シフト法二酸化窒素モニター

CAPS-NO2


コンバータの使用有無で差し引きにより二酸化窒素濃度を求める化学発光法に比較して、パーオキシアセチルナイトレートや硝酸エステルなどの干渉がなく、高精度、高感度に二酸化窒素を定量します。 大気用と自動車などの排ガス用があります。

カタログPDFファイル(27.4MB)

キャビティ減衰位相シフト法粒子消散係数モニター

CAPS-EXT


エアロゾルの地球規模での機構影響に関係する指標であるエアロゾル消散係数をその場でリアルタイムに測定します。大気観測および排ガス計測に用い、局所的あるいは発生源の粒子の消散係数を 知ることができます。また視程を定量的に測定していることになります。波長は440(430)、530、630 nmから選択でき、組合せると波長依存性のオングストローム指数から粒径情報が得られます。

カタログPDFファイル(18MB)

キャビティ減衰位相シフト法アルベドモニター

CAPS-ALBEDO

エアロゾルの気候影響評価に用いるエアロゾルの散乱と消散の比であるアルベドをその場でリアルタイムに測定します。1に近付けば白色粒子、0に近付けば黒色粒子となります。 大気観測および排ガス計測に用い、局所的あるいは発生源の粒子のアルベドを評価することができます。本年度後半に販売開始予定です。

カタログPDFファイル(5.1MB)

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