リアルタイム計測機器による大気、排ガス、室内空気、あるいはプロセスガス中の物質濃度及びその他の測定ならびに観測サービスを提供します。
遠隔地あるいは限定された環境まで、様々な経験に基づき、測定に関わる一切の役務を引き受けます。
リアルタイム計測により可能となる時系列観測、多点サンプリングあるいは移動観測など様々な手法を用いて、汚染物質あるいは臭気物質の空間的、
時間的分布を形成する移流、拡散の状況を明確化することにより、発生源の特定あるいは排出動態の解明を行います。
私共では突発的、不定期あるいは一時的なリアルタイム計測のニーズに広く対応するため、リアルタイム計測機器のレンタルを行っております。 レンタル期間及びその他につきましては御相談下さい。各レンタル機器の1ヶ月当りの定価は以下となります(輸送費は別途)。
レンタル機器 | 定価(円/1ヶ月) |
量子カスケードレーザー赤外差分吸収分光計QC-TILDAS-C(メタン・亜酸化窒素同時分析用) | 要相談 |
四重極質量分析計搭載型エアロゾル質量分析計Q-AMS | 要相談 |
キャビティ減衰位相シフト法二酸化窒素モニターCAPS-NO2 | 要相談 |
キャビティ減衰位相シフト法粒子消散係数モニターCAPS-EXT | 要相談 |
高感度版プロトン移動反応質量分析計HS-PTR-MS(旧モデル) | 要相談 |
静的な主成分分析、レセプターモデル構築のためのPMF解析などを始め、リアルタイム計測機器、オンラインモニタリング装置、もしくはプロセス分析計により収集された品質に関わる 状態量情報と他のフィールド機器の計測データからプロセスの特性を抽出し、化学工学的知見と統計的手法の融合を図り、予測制御システムの構築を見据えたAR、ARMA、 ARIMAあるいはVARなどの時系列モデルによるプロセスのモデル化、予測のためのカルマンフィルタあるいは拡張カルマンフィルタの構築などを支援します。解析から進めてプロセスの最適化まで、 リアルタイム計測機器の適用という直接的なツールと合せて、品質管理を一歩進めるための新たな視点を提供します。
物質の計測データあるいは分析データのさらなる活用を図りたいが、一般的な解析ソフトウエアを活用するにはハードルが高い、使い勝手が良くないといった場合があります。
また測定データとシミュレーションの比較対照を行いたい、あるいは測定データの妥当性をシミュレーションで評価したいときがあります。そこでこのようなニーズに応えるよう、
適用対象に合せて融通性に優れた解析プログラムあるいはシミュレーションプログラムの作成を致します。また計測機器の運転自動化を支援するソフトウエア開発も行います。
可能なプラットフォームはIGOR、C言語、LabViewなどです。さらに分散型制御システムへの接続あるいは反映を行う場合には、
ラダー言語や各種のプロセス制御用言語にも対応して御提案が可能です。
通常の実験機器の設計・製作を始めとして、例えば実験装置と分光分析装置あるいは質量分析装置のインタフェース部のポンチ絵からの図面化、 真空排気システムの設計、観測用機材運搬ケースの製作など、様々な要望に御応えします。